
今年の夏休みはどこに行きますか?
『キャンプに行くよ!』と言う方の為に、楽しいキャンプにする為の対策をまとめてみました。
その他にも『こんなのを持っていくと良いですよ』を書いているので参考にしてください。
調理師&キャンプ歴30年以上の筆者の経験からまとめてみました。
夏のキャンプの必需品
夏のキャンプは遊びも沢山したいので道具が多くなります。
忘れ物で後悔しないようメモっておきましょう。
日焼け止め
夏といえば日焼け止めは必需品ですね。キャンプに行けば数日のあいだ太陽の下にいる事になるので、「日焼けしすぎて夜眠れない」なんて事のないように必ず準備しましょう。
また水遊びをするときもラッシュガードなどを着て日焼け対策をしましょう。
虫除け&薬&蚊取り線香
夏のキャンプは虫が悩みのたねです。
スプレータイプの虫除けの他に、蚊取り線香などの合わせ技が効果的です。また、シェルターだけで寝ると蟻に刺されることがあるので虫除けは必ず塗りましょう。
蟻にさされると蚊よりもカユさが長引いて最悪です
夜の食事ではランタンをメインとテーブル用など二つ以上用意します。メインのランタンは離れたところに設置してそちらに虫を寄せます。テーブルはLEDランタンを使うと虫除けに効果的です。
虫取り網
ゴミをコンビニ袋のままに入れておくと、スイカなどの匂いでアブやスズメバチが寄ってきます。すぐに飛んでいってくれればいいですが、いつまでも飛んでいかない時は、網で捕まえて踏みつぶします。
水筒
夏は汗を沢山かきますが、テントに行けば飲み物があるので遊びに出るのに水筒は忘れがちです。 子供は夢中になってしまい水を飲みに帰って来ることを忘れるので、水筒を持って遊びにでるようにしましょう。
扇風機
昔は夏の海辺のキャンプは風がないと暑くて寝苦しかったものです。最近はバッテリーが充実してキャンプで扇風機が使えるようになってきました。利用しない手はないです。
シャワー スノコ類
夏は汗を汗をたくさんかくし、海遊びの後は潮でベタベタ、シャワーがあると活躍します。砂浜の場合はスノコやビニールシートがあると快適です。
ゴミ箱
ゴミ箱はコンビニ袋などで代用しがちですが、夏は蜂やアブも多いのでフタ付きのゴミ箱がおすすめです。フォールディングタイプなら車に積むのにもかさばりません。
ランタン2個
先にも書きましたが、夜の食事の時はメインランタンを少し離してつけて虫を寄せ、テーブルの上はLEDランタンにすると効果的です。
遮光タープ
夏の日差しは普通のタープの下では暑くていられないので、遮光タイプのタープにすると快適に過ごせますよ。
タオル複数
これはもう絶対です。汗を拭くにもお腹にかけるでも、なんでも重宝するのでタオルは複数待ちましょう。
道具
【シェルター】
ガスなどストーブで調理する方や、海辺でキャンプはネット付きのシェルターがあると心強いです。
そこそこ風通しもいいので日中も楽です。さらにシールドルーフがあると涼しさが段違いです。
あとシェルター内で炭火を使うと火の粉で穴が開くのでやめましょう。
シェルターで焚き火は厳禁です
【焚き火台】
山間部で川沿いのキャンプ場は、標高が200mほどでも夜は涼しいです。焚き火や炭火ができる準備をしましょう。
しかも焚き火の煙は虫除けにもなります。
衣類も長袖やジーパンがあると安心です。
夕方は虫がたいへん多いので蚊取り線香も焚いた方がいいです。
キャンプ場など屋外では普通の蚊取り線香ではなく、屋外専用のものを購入してください。
【ハンモックテント】
マニアックな道具ですが、「夏はハンモックテントで寝たいなあ。。。。」と思っている方。
ハンモックテントはネットも付いてるので涼しくて開放感がありとても気持ちいいですが、そのまま寝るとテントを通して背中側だけ虫に刺されます。
ハンモックテントの下で蚊取り線香を焚くか、背中側のナイロンに虫除けスプレーをかけるといいです。
遊び
キャンプに来たら普段は出来ない遊びをしたいですよね。
海へ行けば釣りや磯遊び、山へ行けば川遊びや昆虫採集、その中に色んな楽しみや体験がつまっています。
海編
【磯遊び】
磯遊びは岩の上を歩くので、サンダルよりマリンブーツがいいです。また、網は大きなものより金魚用の網の方が小回りがきいて使いやすいです。
その他には、採れた魚を観察するための水槽かジッパー袋。貝を取るにはマイナスドライバーが有ると便利です。採れた貝で魚釣りも出来ますよ。
生き物を観察した後は逃がしてあげましょう
マイナスドライバーは、磯で転ぶと危険なので、バケツに入れて持ち運びましょう
水辺のすぐそばまで行く場合はライフベストを着用して、海にお尻を向けないようにして下さい。静かにみえても数時間に一度、大きな波がくる時が有ります。
『海にお尻を向けない』は海遊びの鉄則!忘れないでください。
磯遊びは干潮時が楽しいです。その為にはタイドグラフのアプリを入れて確認しましょう。上げ潮に向かうと、いっきに水が上がってくるので撤収は早めに!
泳ぐ時は離岸流やクラゲに注意!
離岸流は海底の地形によって引き起こされます。
砂浜でも他より波がない場所は離岸流が出ています。そばに寄らないようにしましょう。
また沖に伸びる堤防のそばには離岸流があります。近寄らないでください。
離岸流は人が歩くより速く流れることがあります。いっきに流されるので海をよくみてから遊びましょう。
筆者は流れた子供を助けた経験があります。親は浜辺でBBQをしていて子供が流されたことに全く気づいてませんでした。
クラゲに刺された時は、こすらずに熱めのシャワーか50度程のおしぼりで温めるのが効果的です。しかし海で用意するのは難しいですよね。
ムヒの『ムヒアルファEX』がクラゲ毒にも効果があるそうです。
クラゲよけクリームなんかもありますよ。
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